ホイールを買ってしまいました
安かったもんでついついスポルト用にRホイールを買ってしまいました。
随分汚いです。
リムは私の大好きなARAYAのTM-18です。
もちろん26インチです。
90年代のARAYAのMTB用リムにshimanoの7Sハブ(FH-MC30)の32Hです。
7Sですがボスフリーではなくカセットフリーです。
リムの高さは16.1mmなので割と低めというか普通というか丁度よい高さです。
リムの内幅は18.0mmなのでタイヤは26×1.0から26×1.75ぐらいが許容範囲でしょうか。実際のところ2.0ぐらいでも全く問題なさそうですが。
例によってうちのスポルトは26×1.25を履いているのでまあ丁度良いところです。
早速手入れして装着、と言いたいところですが現在シングル固定で乗っているのでディレイラーもシフターも付いていないため少し躊躇います。
というわけですぐに使えるようにホイールの手入れだけします。
まず重さを測ってみました。
クイック無しの状態で1120gです。例によって軽いのか重いのか分かりませんが流石に軽くはないでしょう。
少し話は逸れますが今現在26インチのリムブレーキ用ホイールは新品で買えるものが殆どありません。ゼロでは無いけど選択肢はほぼありません。お店で手組みをお願いすれば選択肢はありますが今の私的には値段の関係でパスします。
完成品の手組みホイールは手頃なものだとリムがARAYAのVP-20、ハブはshimanoのTX-500のものが1200g程度なのでそれより多少軽いかなと思います。ちなみにTX-500だと8~10S対応です。
汚いですがこんなもんです。
掃除していきましょう。
フリーの付いてない側です。
汚いですがグリスはこんなもんです。ちゃんと入ってます。
フリー側も同様です。やはり汚いですがちゃんと入ってます。
そのままバラします。
ハブスパナを使ってばらしたものがこちらです。
シャフトもベアリング球も玉受けも虫食いはなくキレイな状態です。
ベアリング球は片側9個づつ計18個でした。
少し前に手入れしたformulaのハブより質感が良いです。玉も入れやすいです。
さすがはshimanoです。
フリーボディも外して掃除します。
綿棒とウエスで古いグリスを落とします。
パーツクリーナーで掃除したものがこちらです。
玉受け、キレイなもんです。
うん、とてもキレイです。
オブジェとして玄関にでも飾りたいぐらいにキレイです。
ハブのフリー側も簡単に磨いておきました。
このあたりは特にキレイです。
グリスを入れてベアリングを戻して玉当たりの調整です。
例によってここは手がコテコテになるため作業中の写真はありません。
私の玉当たりはゴリ感のない程度のややきつめで仕上げます。
フレない程度にスルスルだと私の場合すぐにガタが出る気がして精神的にあまり好ましくありません。
組み上げてハブ本体も磨きました。
ボロいなりにイイ感じです。
PARALLAXのロゴが素敵です。
ハブのグレードはSTX special editionとあります。
STXはDEORE LXとAlivioの間に存在したグレードらしいです。
私には何の不足もありません。
私は磨くときは専らこの3Mの「ハード・1」を愛用しています。
個人で使う分には使い切れないぐらいの量です。
すごく気に入ってます。
今となっては存在意義の殆ど無い7Sのカセットスプロケットです。
11-28T(11.13.15.18.21.24.28)は使いやすい気がします。
実際11Tとか私は殆ど使わないかな。
とりあえずコレにてお手入れはおしまいです。
多段化するなら8Sかなと思っていたのですが
カセットフリーの7Sホイールが安く売っていたのと、実際のところ私は7Sでも8Sでも持て余すだろうし
このところ固定に少し飽きてきたのとあってついつい買ってしまいました。
ローハイトのシルバーリムが欲しかったですし。
また時間のあるときに組みたいなと思います。楽しみだなー。
そろそろ梅雨入りしそうですが、私は乗らなくても楽しめる自転車好きです。
追記 もともと付いていたホイールも重さを計っておきました。
コグとロックリングが付いた状態ではありますが1392gありました。
ご立派です。
ホイールを変えて走りが変わりましたか、と問われると結構微妙です。
固定シングルから7Sフリーになったことの方が走りに影響しているということははっきり分かります。
それと私の通勤路は平坦な道が多いのですが重たいホイールの方が巡航は楽なのでは?という気もしてます。
でもいいんです。当面戻す気はないです。7Sフリーいいですよ。