新しい自転車はなかなか決めれない。
「新しいフレームを買おう」と思い立ってはや数カ月。
読み返すとこのあたりで「いつかは買おう」って思ってたところから
このあたりで「どうせ買うなら少しでも長く乗れるように早いところ買うのもありかも」ってところに来たような気がします。
このときはSURLYでもクロスチェックかロングホールトラッカーのどちらかがいいなあって思ってた気がする。でも見た目的にLHT優勢でしたね。26インチ好きだし。
このへんでスポルト号の部品をちょこちょこ買い足して交換してますが
これも土台に「いつかLHT買うから、それに使いまわせるし。」ってとこがありました。
26インチのリムブレーキでカンチレバー使って7速ぐらいでいいかなっていう日常で使い切れる構想でした。
そしてこのあとぐらいから
「全然乗ってない室内保管してる見た目だけはとっても気に入ってる古いロードどうしよう」ってことから
「コイツとスポルト号の部品を剥ぎ取って、別のフレームに組んだらどうだろう」ってところにいき
このあたりで「コレをココに、アレをココに」って構想を「絵に描いてみよう」
ってところにたどり着きました。
そこから「これは意外といけるかも。よくわからんけど。具体的には金額面でよくわからん。」
ということになり
たのしく絵を描いて、意外と現実的な価格で組めるかもと思い始めたものの
実際に購入するにあたってお店の人に相談もしたいし
そもそも現実問題として「いくらかかるんだろう?」「私のこの構想は実現できるんか」とか知りたいことが膨れ上がって実際に自転車屋さんへ行きました。
このときは700Cのホイールを使いまわすつもりでクロスチェックの見積もりを作ってもらいました。私が第一候補にしていたLHTは事実上の廃番かも、ってところとお店にあった650Bのミッドナイト・スペシャルの乗り心地の良さに惹かれ「ディスクトラッカーの650B化いいかも」ってことになりディスクトラッカーも見積もりを作ってもらいました。(ミッドナイト・スペシャルはよかったんですが、ヘッドチューブのあの太さが私には受け入れられませんでした。や、悪くないんですが。それと私の求めてるのは太いタイヤと長いホイールベース、長いチェーンステーなのでそういうところもミッドナイト・スペシャルはちょっとちがったのです。)
というのがこのジオメトリ一覧表を穴が開くほど見つめながら思ったことでした。
そしてこの少し前にディスクトラッカーの新型が発表され、新型ディスクトラッカー、旧型ディスクトラッカーどっちがいいんだろう、サイズは46.50どっちだろう、お店の人に46って言われたけど50もいけるんちゃうか、っていう悩みが膨れ上がります。(で、結局46だというところに落ち着きます)
そこからまあ毎日もんもんとしてました。(現在進行系ですが)
毎日飽きもせず自転車のことばかり考えてると、やはり何かしら「よし、いける」ってことがあります。このへんで新型ディスクトラッカーは黄緑しかないし、サイズは46だし、ジオメトリは公開されているもののフレームの正確なカタチがいまいちわからないけど私調べでできあがります。
このときは「前後にNITTOキャリア、前にはWALD137バスケット、ホイールは650B、タイヤはWTBのロードプラス規格のもの、ヘッドパーツはクリスキング、あとは全部使いまわし」っていうところにきます。絵も最初のころより見れるようになったと思っています。そして絵を描くのがますます楽しくなります。
でもやっぱりひとり家の中で悩んでは、なかなか自転車屋さんへも行けず
絵を描いているとディスクトラッカー以外も描きたくなるもので
オートバイを描いてみたり、人物を入れてみたり、風景をいれてみたりとなりますが
別の自転車もって思い真っ先に浮かんだのが「リベンデル」の存在です。
これはもう見た目が好きすぎて憧れてるもののSURLYとちがって近所に取扱店がない、そして値段が高い、ということで最初から選択肢には入れてこなかったのですが
新型ディスクトラッカーを組むにあたって私の予定では全部引っ包めると30万円ぐらいになっていたので「あれ、これはもしかしてリベンデルに手が届く金額なのかも」と思い始めます。
そうなるともう、悩みは止まりません。とりあえずbluelugさんのHP(ここのバイクカタログは聖書並に読み応えと日々発見があります。)を穴が開くほどみては金の計算をします。
「もしかして、もしかするといける、のか?」と思いながら同時に「や、しかし今相談してる自転車屋さんでは取り扱ってないし、bluelugさんに行くには距離的に無理か、フレームだけ通販で購入して、現在相談してる自転車屋さんで組んでもらうってのもアリなのか?」と思い始めます。完全に沼にハマってどうしようかもうよくわからなくなります。
そうするとまたいらんことを考え始めます。
「剥ぎ取られた自転車たちをどうしよう」ってことです。
スポルト号はいまのところスタンドぐらいしか使われない予定です。Rディレイラー9速だから使ってもいいのですが、とりあえず8速で組む予定なので。
もう1台のガンウェルプロも意外と部品が残ります。
フレーム、ヘッドパーツ、ホイール、タイヤ、前後ブレーキ、ステムが残ります。
家に転がっているものとスポルト号を合わせると
ハンドル、グリップ、レバー、サドル、ディレイラー、クランク、ペダル、スプロケットもあります。
となると、あとはシートポストぐらいあれば新たに組むことができそうだなと気が付きます。
でも折角組むなら「新たに買う自転車と用途がかぶらないようにシングルで組むのも楽しいかな」とか思いまた絵を描きました。
描いてみて「おぉ、これはなかなか」なんて思いました。
そうそう、全部ばらしたのち自分でフレームを塗ろうなんて軽く考えてます。
ガンウェル号はラグフレームなのでとても美しいのです。
これを塗ったら私の「リベンデル欲しい思い」が緩和されるかも、と思うのと
「リベンデル買ったら、ガンウェルと用途被るのでは?」なんて少し思いました(実際フレームがラグであるというところ以外全然違いますが、そもそもガンウェル号は28Cまでのしか履けないし、ホイールベースも短い、昔ながらのロードレーサーなフレームです)。
でも、まあやっぱりディスクトラッカーかな。
と思いながら最近描いたのがこれです。
うん。はじめのころと変わってないですね。
良く言えばぶれてない。
でも結局新型ディスクトラッカーの46サイズのフレームビジュアルはどこを探しても出てこないのです。私が勝手にこのカタチで描いているけど実際のところわからなくて、決め兼ねているのです。ヘッドチューブのトップチューブとダウンチューブの隙間が私には重要なのです。
という感じで色々悩みを抱えて拗らせているので自転車屋さんにまた近々相談に行くことにします。
悩むのは楽しい。とても楽しい。
絵を描くのも楽しい。ほんと楽しい。
ネットを見てあれこれ構想を練るのも楽しい。たのしすぎてまとまらない。
でもここらでどこかで着地したい。ような気がする。そんなことないか。わからん。
そして買ったあとのことも考えたい。
もうすぐ冬が来る。私が自転車に乗らなくなる冬が来る。
今年は乗るぞ、と意気込みだけここに書いておきます。