watagashi blog

ジャンクPCとジャンク自転車とジャンク裁縫とジャンク育児のことを書いてます。ロックンロールが好きです。

ヤフオクでジャンクなMTBを買いました。

先日、たまたま見ていたヤフオクでなんとなく軽い気持ちで入札したMTBが落札できてしまって

全く持って不要不急ではありますが我が家に自転車が1台増えました。

 

こんなことってあるんですね。。。やー、びっくりしました。

自分でやっておいてなんですが少し引きました。(家人は本気で引いていると思います。。)

身体はひとつ。人生は一度きり。そう言い聞かせて毎日を過ごしています。

 

で、どんな自転車を落札したのかというとコレです。

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ヤフオク出品の画像をそのまま使わせていただきました。

新家工業のマウンテンバイク、MUDDY FOXです。

うーん、我ながらこの画像で入札するのは少し勇気がいりました。

見た感じのジャンク度高いです。勢いって怖いですね。

ただですね、前々からずっと26インチのMTBは欲しいなあ、って思ってました。

26インチに太いタイヤのあのなんとも可愛らしいフォルムが好きで好きで。かわいいですよね。

とはいえこんな急に買う日が来るとは思ってませんでした。

それに買うならクロモリのリジッドフォークのオールドスクールなやつかな、って。

もっというと1インチのスレッドステムで、リジッドフォークにダボ穴が付いているやつ

世代的にはカンチブレーキのやつって思ってました。

そういうのにあこがれてサーリーのLHTを買ったらそのイメージで組みたいなあって思ってました。(まあ結局買ってませんが。)

で、今回買ったこのマディフォックス、フレームはアルミです。

TIG溶接のあとがモリモリのマッチョなアルミフレームです。

1997年式、MF26EASSGというやつ。

フォークはリジッドではなくサスペンションフォーク。

バネが入っているやつ。無駄に重いイメージです。

でもギミックとして楽しそうだなって。そんなにネガティブには捉えてません。

でも古いサスペンションフォークなんて、ってのも正直否めません。

ちなみに古いマディフォックスは、クロモリをありがたがる人たちのおかげで不当に価格が高騰しているように思います。でもまあかっこいいよね。わかります。

 

 

で、届いたものがこちらです。

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ヤフオクで自転車買うの初めてですが、結構大きなダンボールで来ました。

まあ当然といえば当然ですね。

出品者からは特に何も言われていませんでした。どんな状態で送られてくるのかな、とワクワクしながらの開封です。

 

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おぉ。

タイヤが太い。

なんか、よくわからんけどこの箱に全部入ってるかと思うと楽しい気分になります。

 

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出しました。

ホイール、サドル、ハンドルまわり、スタンドやクイックシャフトなどの小物といった分け方で梱包されていました。

ステムも付いたまま、ワイヤーも張ったままだったので組み立てはとても簡単です。

 

というわけでゆっくりしている時間もなかったのでとりあえず組み立てて移動できるようにします。

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ででん。

 

ってサドル付いてないですね。

というのも、何故かシートポストがはまりません。

なんでよ。。

 

出品の画像では確かにはまってます。

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うん。間違いなくはまってます。

「シートポスト固着無し」ってのが現実的に買うか買わないかの線引きだと思ってますからね。

 

で、現物のシートポストがはまらないとは一体どういうことなんだろう、と思って観察します。

 

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うーん、なんだろう、すこし変形してシートチューブの出口がすぼまってるように見えます。

 

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シートチューブの内径を計ってみると「26.2ミリ」でした。

付いてきたシートポストの径は27.0ミリです。(ちょっとめずらしいサイズですね)

ARAYAのホームページにはありがたいことに過去のカタログが掲載されています。

そこで確認するとたしかにシートポストのサイズは27.0ミリと記載されていました。

 

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今でも当時のカタログが見れるなんて新家工業すごいなあ。

ありがたいなあ。好きだなあ。ポリッシュフレームかっこいいなあ。

 

で、話を戻すとやはりシートチューブは変形していると考えるのが妥当でしょう。。。

 

うーん。どうしよう。

 

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シートチューブの割が入っているところに大きめのマイナスドライバーを突っ込んで

上からハンマーで叩いて強引に修正する作戦にでます。

 

私は知ってます。こういうのは勢いが大事です。

色々考えるより直接的なアプローチが一番有効です。

 

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叩くこと数回。

どうでしょう。

いいんじゃないでしょうか。

細かいところに目をつぶればシートチューブの内径は「ほぼ27.0ミリ」です。

 

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えい。

シートポストもすっぽり。

きつすぎず、ゆるすぎず、それほど強引ではなくきちんとはまりました。

私、すごいなあ。

 

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ちなみにシートクランプ。

こちらも見事に歪んでました。

シートクランプを付けるとシーポストが入らず

シートクランプを外すとシートポストが入る、という状態でしたのでこちらも修正しました。

プライヤーふたつで挟んでグイッとやりました。

 

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修正したものがこちらです。

まあ写真の向きも違うしよくわからんですね。

でも、これによりシートクランプを取り付けてもシートポストはキチンとはまり

きちんとシートポストも固定できるようになりました。

ちなみにこちらのシートクランプはクイック式なので見た目のスッキリ感という面で言えばボルト止めのものを新品で買っても良いかなと思いますがとりあえず使えるものは使います。

 

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で、仮組みしたものがこちらです。

 

うん。すでにかっこいい。

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カタログの画像と比べてみても遜色ない、と思います。

というわけで仮組みしたもののまだ乗れる状態には無いのでもう少し時間をかけて手を入れていこうと思います。

 

ぼろい自転車ってテンション上がるなあ。

こまかいところは次回に紹介させて下さい。

なかなかですよ。