Muddy Foxレストア③ 記録簿と観察の続きと少しだけお手入れ
前回の記事でマディフォックスのレストアというか清掃と分解整備のコンセプトを決めました。
「雑に扱えて駐輪所に雑に停められるマウンテンバイク」ってことにしました。
まあ、あって無いようなコンセプトですが一応決めておくと良い気がします。
楽しくやりましょう。いじって楽しい乗って楽しいってのが最高です。
それに伴って交換するパーツたちも一通りチェックしました。
これらもバラしながら増えたり減ったりするかもしれませんが何となく紙にまとめてみました。
自動車の分解記録簿的なものを真似て書いてみました。
真似て書いたと言う割に雑な仕上がりです。右下の絵は全然いらなかったな。
項目もどうなんだろう、と思いながらとりあえず書きました。
必要に応じて書き足したりしてもう少し完成度高めていきましょう。
記録簿あるとまた次回やるとき(あるのかわからんけど)便利かなって思うし。
私が記録付けるの好きなだけってのもあるのだけど。
というわけで画像では見づらいですが交換する部品たちは
・前後ブレーキワイヤー(インナー、アウター)
・前後シフトワイヤー(インナー、アウター)
・Rリードパイプ
・Rタイヤ
・ブレーキブーツ(品名わからん)
・グリップ(これは現在付いていない)
・Rシフター(修理できるかもと思ったけど部品足りませんでした)
といった具合です。割と最低限でこれだけです。
ワイヤー類は手持ちが少しあります。
シフターも一応あります。グリップもあるけどここは買おうかな。
タイヤは悩むなあ。本来であればチューブもね。
リードパイプも交換必須だと思うけど正直よくわかりません。
ハンドルやステムなんかは追々ですね。
なかなかまとまった時間が取れないので小さなことばかりやっていますが
楽しいのでよしとします。
追加で観察しました。
正面から見たところ。
このイケてない感じいいですよね。
ハンドル幅560mmと今時のMTB事情からすると考えられないぐらい幅狭です。
個人的には幅が広いほうが見た目は好きです、実際乗るにももう少し広いほうが多分好みです。
660から700mmぐらいで多少戻りがあるのが好みです。手首に優しい。
ARAYAのヘッドマークいいですよね。
塗装の上からステッカー貼ってあるだけです。
ヘッドチューブは結構擦り傷があるのですが、そこんとこの下地?的なものが見えています。
青っぽい樹脂みたいな感じの、なんでしょう、アルミの素地とは思えません、謎です。
少しだけ問題児のIGチェーンです。
ウエスでこすっただけで結構輝いてきました。
もう少しきちんと掃除したら当面使えそうです。
シートステーの集合部にフェンダー用のダボ穴が付いていました。前回は見逃してたけどこんなとこにまでダボ付いてるなんて気が効くね。
まあフェンダー付ける予定はないけど、本所のフラットとか付けて、やや太いタイヤ履いたら最高にかっこいいな多分。
一応、センタースタンドが取り付けできそうなクリアランスを確認しました。
付けんけどね。フェンダーとセンタースタンドの両立も可能だと思われるのでエブリデイバイクに向いたフレームと言えますな。実際問題、街乗りなら太いタイヤ履けて、スタンド、荷台(こいつは後だけ)、カゴ、泥除け、ハブダイナモ付けたら超便利なこと間違いなしでしょう。
雑に扱う、盗られる心配もない、っていうんならこれぐらいの年代のアルミフレームのMTBなんて最高の素材だと思います。クロモリは変に高いやね。変速も7速で十分というか、いらんというか。お住い事情でそのへんの必要は人それぞれ。私なら変速すらいらない。
と話が脱線しました。今回はあくまでMTB(マウンテンバイク)です。MTB、マチノリバイクa.k.aエブリデイバイクではありません。毎日乗らない方のMTBです。カゴとかスタンドとか荷台とか泥除けってのは端に置いときます。サドルバッグとかフレームバッグ、ステムバッグはいいやね。
前回も書いた気がしますがSUGINOのトリプルクランク「IMPEL300」
かっこいいですよね。PCD110の5アーム。42-32-22。少し磨きました。
また磨きますけど、やっぱかっこいいね。チェーンリングはIGオンリーなのかどうなのか?
見分け方がわかりません。まあPCD110の5アームならどうにでもなりますが。
※2021/08/23 追記
クランクはPCD110だと思っていましたが94/58という少し変わった規格でした。
古めのトリプルクランクにはちょいちょいある規格っぽいです。
あまり交換用の部品はありませんがかっこいいサイズ感です。
ブレーキも片側だけ少し磨いてみました。
shimanoロゴは消えかけてます。
左右で比べてみると少しの磨きで結構変わったのが確認出来ます。
ポリッシュパーツはこういうの嬉しいですよね。磨くの大好き人間ではありませんが、ボロい車両を手入れするとき嬉しくなるところです。まあ一度にやると飽きるんで、ちょっとづつがポイントです。
ちなみに型番、表からだと見えませんでしたがアームのウラ面に記載してありました。
BR-M600という型番です。カタログではDEORE-LXとだけ記載されていましたが一応知っておくとよいかな。
レバーも型番が確認できました。
BL-R600です。こちらもDEORE-LXです。
レバーのピボット部の右下にある三連の穴は握り代の調整用かと思いましたがVブレーキとカンチ(キャリパー)の切り替えができるみたいです。そういえばうちのスポルトに付いてるターニーのレバーにもそういう切り替えあって便利だなと思いました。この時代はまだカンチ付いてるの割とあったんですね。ディスクはまだDHバイクとかしか使ってなかったんだと思います。97年ってVブレーキ普及しだしたころだよね、多分。
しかしこのレバー単品で見てもかっこいい。
ちなみにこのときにRシフターを外しました。
分解して組み付けたら動くのでは、と思いがんばってみましたが
どう組み立ててもうまくいかず、観察の結果軸を留めているナットが無いことに気が付きました。
そういえば自転車届いて開封しているときに一般車の英式バルブに付いていそうなナットが落ちていて「なんだこりゃ」と思った覚えがあります。今にしてみればおそらくそのナットがこのシフターにとってのマスターピースだったんだなと。捨てた覚えもないけど、一生懸命探したけど見つかりませんでした。ここのナットだけあれば復活すると思うだけに残念。
どこかで調達するか、フロント側から付け替えるか(トリプルのインデックスなんて調整できる気がしないから、ターニーのフリクションを新品数百円で買うのもあり、と言いつつ現行のシフター8Sでも1700円ぐらいで売ってるよなと思うと複雑な気分。)悩むわ。
RディレイラーはSTX。
本当に少しだけ磨いたところ。
かっこいいよね。これ。
ワイヤー留めてるナットが9mmなのなんでなんだろ。
そういえばターニーのRディレイラーも9mmだったと思う。
ヘックスじゃなくてもいいけど、せめて10mmにしてほしいなと思います。
工具として9mmって普段あんま使わない。
まあ持ってるわけだけど。
と、いうわけでちまちま進めてます。
また近々自転車屋さんに部品調達に行きたい。
その前に分解かな。
分解に困らないよう予めクレ556的なものをボルト類には吹いておいたので
ペダル、クランク、BB(意外とすんなり)とかはもう軽く緩めてあります。
あとは時間と勢いだな。
まだ当分続きます。