watagashi blog

ジャンクPCとジャンク自転車とジャンク裁縫とジャンク育児のことを書いてます。ロックンロールが好きです。

自転車屋さんへ行きました

知らん間に梅雨明けてましたね。

 

もう少し前から明けてるんじゃないのと思い続けては裏切られてました。

やー、長かった。カビ生えそうなぐらいは長かった。

 

ここんとこずっと「新たなフレーム(自転車)」に思いを馳せていましたが

ネットを見ては紙に鉛筆でチマチマ描いていたものの考えがまとまるようでまとまらない、むしろ広がってしまっていたのでここはプロにお話を伺おうと思い、出不精の私も自転車屋さんまで行きました。

 

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新たなフレームはSURLYのことばかりで考えています。(Rivも諦めきれんとこですが)

なんで、って言うと実に単純で私が思うかっこいい自転車を組んでいる東京の自転車屋さんBLUE LUGさんのSURLYがかっこいいからなのですが、その中からどれが良いかな、どれが私は好きなのかな、と考えるとなかなかこれがまとまらないのです。

 

一口にSURLYといってもモデルがめちゃめちゃ沢山あって

最初はどこが違うんだよ、と思っていた私も今はある程度フレームの区別がつくようになり、部品の構成も「あー、なるほど」って思えるぐらいにはバイクカタログを眺めてきました。ホントここ数年の毎日のルーティンに加わってます(なんか高校生の頃、単車の免許取る前に月刊オートバイの国産車カタログを穴が開くほど眺めていたのを思い出します、ちなみに1999年の月刊オートバイは未だ持ってます)。

 

で、まあ月並みに線の細い「クロスチェック」「ロングホールトラッカー」あたりに照準が定まりました。

BLUE LUGさんのブログを愛読している人にとっては何度出てくるか分からない程、刷り込まれていく「クロスチェック万能説」(ロード寄りも、MTB寄りも、シングルも、多段も、太いタイヤも細いタイヤも、泥除けもカゴもなんでも付けれますよ、っての)が頭に入っているのでとりあえず「クロスチェック」を筆頭にこのネクスト自転車を考えてました。

それと同時進行で26インチの「ロングホールトラッカー」も候補に入れながら考えてました。

私の好きな自転車のビジュアルはどうも「トップチューブが水平に近いもの」「26インチに太めのタイヤ履かせたボテッとした感じ」「長いチェーンステー(タイヤとシートチューブの隙間が広いやつ)」「いわゆるエブリディバイク仕様、だけどアドベンチャー仕様も」ってことが分かりました。欲張りなんですな私は。それと「速いママチャリ」ってのは譲れないところです。バイクカタログを穴が開く程眺めて気がつくことは本当に沢山あります。ありすぎてまとまらんです。聖書かってぐらいにみるたんびに発見があって怖いです(ちなみに私が「カッコイイ」と思う自転車は上馬店の谷さんが組んでる率が異様に高かったです。。行ける距離ならお願いしたいけど、流石に遠い。予算が許せば「いつかはリベンデル」と思ってたけど距離的に諦めてます。。。)

 

とまあバイクカタログばかり見て、私が思う好きな見た目第一位は(SURLYなら)ロングホールトラッカーが「ど真ん中」なわけです。(ディスクトラッカーはRエンドのカーブ描いてるとことかあんま好きじゃないかな、って知らんくせに偉そうなこと思うわけです。)見た目だけならRivのラグフレームがとっても好きなんですけど。ラグレスも好きです。

 

で、家の中でひとりこそこそ銭の計算をして「クロスチェックならこのパーツ構成でこの金額だな」「LHTならスポルトのパーツ剥ぎ取って組めばこんなもんかな。や、でも折角組むならホイールは新品を」とかやってるわけです。楽しいんですこの時間が。

 

で、ここまではネットで見たりして構想を練ってるだけなので自分の「好き」を思う存分挙げられるのですが、現実問題として組むとなると、そこに「サイズ問題」が発生してくるわけです。(予算問題もありますが。)

「クロモリフレームはホリゾンタルが好き」って人は多いと思います(私的にはクロモリロードが好きな人全員ホリゾンタルが好きなんでしょと思ってます)。ですがSURLYは米国のブランドでして私のような背の低い日本人(164センチ)にはやや厳しい「感じ」です。

「感じ」と書いたのも実際に乗ったわけじゃなし、カタログ見ると身長165センチぐらいから50サイズいけますよ、って書き方してあったりもしますし、170センチぐらいからと書いてあることもあります。どちらにしろ私は短足なので165センチから乗れますよ、ってのも厳しいのです。なんとなく私の適正サイズは46なのかなと。でもそんなにガチで乗るわけじゃなしなので「跨がれればいいんでないの」と思ってる私がいるわけです。

 

クロスチェックで言うとサイズが42,46,50,52,54とまあサイズが62まであるわけですが

サイズ50ぐらいから見た目的にホリゾンタルっぽくなります(っぽいって書き方ですんません。)

46まではいかにもスローピングしてんなあって感じです。ただそれがかっこ悪いのかと言われるとまあ見る角度によるし、組み方によってイメージ変わるなあって思います。42でも46でもかっこいい組み方してあるものはあるし、これはちょっとと思うものもあります。それはサイズが大きくても言えますが。クロスチェックとストラグラーも同じフレームサイズでもジオメトリは微妙に違って、ヘッドチューブの長さが違うと見た目の印象もがらっと変わります。ストラグラーの方がサイズに対してヘッドチューブが長めで私の好みです。(ヘッドチューブの長いのが好きなことも発見しました)。

 

というわけでお店の人に色々聞きに行きました。正直「そんなこと聞かれても好みの問題だから知らんがな」で終わるもんかと思いましたがきちんとお話を聞けてとてもよかったです。

そして私の適正サイズはやはり46でした。46のものは試乗もできました。めっちゃ乗りやすかったです。(ちなみに普段乗ってる自転車のシートチューブはガンウェルで52センチ、スポルトが40センチです。なんでもええんです私は。)

 

で、クロスチェックもパーツの構成からおおよその見積もり作ってもらったり、LHTのことも聞くうちに私の中でディスクトラッカーがいいかもということになりそれも見積もり作ってもらいました。

で、ディスクトラッカーが新型出るそうで値段が上がるよってことと、色が「黄緑」だよってことが分かりました。クロスチェックも新しいカラーが出て、今のカラーはあるだけってことがわかりました。そして、私の気持ちはクロスチェックよりディスクトラッカーに傾きました。(LHTは事実上の廃番っぽいです、無いことは無いのですが)。

 

で、ディスクトラッカーの新型、結構変わってるみたいです。

スルーアクスル採用ってことが一番大きいと思いますがそのへんのとこは私にはよくわかりません。どちらにしろホイールは組まないといけないのでどっちでもいいのです。公開されているフレームのサイズがよくわかりませんが大きめだと思います。

ただ、ジオメトリ表を見ているとチェーンステーが全体的に10ミリ短くなってたり、ヘッドチューブがかなり長くなっていたり、「これはいいかも」って要素が多いです。見た目の話ですんませんが、クロモリのスローピングフレームでヘッドチューブが長いと「前三角」が四角くなります。私はそれが好きです。CRUSTの「bombora」や「evasion」、all-cityの「machoman」とかみたいだとかなり好きだなーと思いました。

 

というわけで例によって拙い絵を描いてみました。

 

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私の勝手な想像上の新型ディスクトラッカーの46サイズ。

ホイールは650Bのロードプラスで、他は手持ちの部品を使いまわしたら、という設定です。

実際はヘッドチューブトップチューブ、アンダーチューブ(?)の繋いであるとこの隙間はもっと詰まってコラム寄りにパイプが余る感じだと思いますので見た目はもうすこしぼったい感じかな。そのぼったいところも好きだよね。

 

まあ特に急いで買うものじゃないし、コロナのせいで色々供給が間に合ってなさそうだし、気長にいこうと思います。急ぐと失敗するパターンです。まちがっても別にかまわんと言いたいとこですが自転車買うには予算があるもんですから慎重です。

 

新しいカラーの「Pea lime soup」現物見てないからわからないけど、あんまり好みじゃないんだよなーと思いながら現物に期待してます。

 

今回お店に行って、話を伺って、見積もり作ってもらって、悩みが増えて、楽しくなってきました。

 

なんでもネットで買える時代とは言いますが、やはりお店でこの人から買いたい、と思えるところで買うというのが私は好きです。それに自転車ってそういうもんだと思います。

 

 

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こどもと近所の公園で泥団子作りをしました。

私は泥団子と木の枝で自転車を作りました。

普段あまり行かない公園の土の質がよくて創作意欲がむくむく湧いてきてとても楽しかったです。泥団子作りいいですよ。